私が痔瘻の症状が表われてから痔瘻とお医者様に診断されるまでの流れを解説しようと思います. もしかしたら痔瘻かもしれないと不安に思っている人の役に立てたらうれしいです.
自覚症状が出たのは2023年の4月末
症状としては陰嚢の付け根部分に違和感があり, 触ると痛いというもの. 痛さと言っても痛いかもしれないという軽微なものでした.
このときは腫れているというよりも全体的に張っている感じがあり, 鈍痛がある状態です. 男性の方だとわかると思いますが, 寒すぎて陰嚢が収縮してしまっているような状態が続いている感じです. そのためお風呂に入れば治るだろうと思っていました.
痛みが引かず病院へ
場所が陰嚢だったのでGW前に泌尿器科を受診しました. 診察方法としては触診とエコー検査です. 診断結果は炎症性粉瘤というものでしたので, 抗生剤を飲みながら腫れが引いて膿が出るのを待つという方針になりました.
炎症が収まったのか周囲の腫れが収まり, 中心部分だけが腫れている状態になり睾丸が3つになったかのようなビー玉サイズの腫れが陰嚢にありました. このときは腫れている部分が擦れると痛かったのでガニ股で生活を送っていました.
治療を初めて2週間ほどで膿が抜けて腫れが引きました. しかし腫れていた部分の皮膚が凹んでしまい膿は治療が終わった後も出続けていました. お医者様には膿はそのうちでなくなるよと言われ, 治療は6月中に終わりました.
肛門科で誤診!?
治療が終わって8月ごろまで膿が出つづけ, 膿が出る場所のしこりが肛門のほうまでつながっていたので痔瘻を疑い近所のGoogleクチコミがいい肛門科にかかりました.
事情を説明し, 「痔ろうとか怖くてきました」というと食い気味で「誰かに診断されたんですか?」と少し怒り気味になられ, 診察は触診のみで炎症性粉瘤と言われました. (肛門科が痔わからなかったら何がわかるのか)
そこでも泌尿器科と同じように抗生剤を処方され二週間ぐらい経過観察され治療が終わりました.
ついに痔瘻と判明!!
11月になってもまだ膿が出続けていました. 私の場合はお風呂上りにガーゼを当てると膿が出る程度で日常生活には支障がない程度の排膿です.
膿が出るのを治したかったので粉瘤を根本治療するためにを評判がいい皮膚科を受診. ここで見てもらったところ粉瘤ではない一目で言われ, しこりが奥まで続いているから大きい病院で診てもらうようにと, 紹介状をいただきました.
大きい病院で詳しく検査
11月後半に大きい病院でCTやエコーで検査, 診察室で凹んだ皮膚のとこをゾンデと呼ばれる鉄の棒を突っ込まれ(かなり痛い), ようやく痔瘻と診断されました.
外科医のお医者様は肛門科で粉瘤と言われたことを聞くと, 「ふつう見逃さないけどね」と言ってられました.
以上のように痔瘻とわかるまで5か月程度かかりました.
自分でも痔瘻について調べていたのですが陰嚢のほうまで瘻管が伸びるのは珍しいケース見たいです.(お医者様も言っていました)
病院選びは慎重に!!
今回のことからGoogleの口コミだけを信用するのは危険だと学びました.
手術の症例数や他サイトの口コミも病院選びの参考にしてみてください.
また自分が納得いかないなら, ほかのお医者様に診てもらうのは積極的に行った方がいいと思います.
この記事に来ていただいた方は, お尻の悩みを抱えている方だと思います. 痔の治療は早めにした方が手術後の痛みも少ないそうです. 入院期間中にずっと放置していた方が数人いましたが排便がとても辛そうでした.
まだ完治はしてないですが, 手術して入院前しましたので近日中に体験談を書かせていただきます. 手術検討中の方の参考になれば幸いです.